2010年から活動をしており、長いキャリアを持っている東京女子流ですが、「売れない」という声もあるとか…。
一部では解散の可能性についても調べられているようです。
激戦のアイドル業界で10年以上活動を続けること自体すごいことですが、売れないと言われる理由は何なのでしょうか?
理由を分析しつつ、現在の活動や解散の可能性についても見ていきましょう。
東京女子流が売れないと言われる理由を分析!
東京女子流は、2010年にエイベックスが送り出したガールズグループで、デビュー当初からアイドルの枠を超えたアーティスト路線を志向していました。
しかし、近年「売れない」と言われることが増えています。
なぜ彼女たちは成功しきれなかったのか、その理由を深掘りしていきます。
脱アイドル宣言でファン離れが起きた?
2015年、東京女子流は「脱アイドル宣言」を行い、アイドルではなくアーティストとして活動することを表明しました。

これにより、既存のアイドルファンが離れてしまう結果を招きました。
アイドル文化では、ファンとの交流や「推し活」などの楽しみ方が重要視されます。
しかし、アーティスト志向にシフトしたことで、握手会などのイベントが減少し、ファンとの距離が遠くなりました。
結果として、新たなリスナー層を開拓できず、アイドルファンも離れたことで、支持層の縮小を招いたのです。
プロモーションが少ない?
東京女子流は、デビュー当初こそ大々的にプロモーションが行われていましたが、近年はプロモーションの規模が縮小し、新規ファンを獲得する機会が減っています。
特に、現在の音楽シーンではSNSやYouTubeを活用したマーケティングが主流ですが、東京女子流の公式チャンネルやSNS活用は他の人気グループに比べて消極的な印象があります。
ももいろクローバーZやでんぱ組.incは、メンバーが積極的にSNSを活用し、ファンとの距離を縮めていますが、東京女子流はそうした戦略が弱いのかもしれません…。
独自性が薄くアイドル文化の変化に対応できていない?
東京女子流と同時期に活動を開始したももいろクローバーZやBABYMETALは明確なコンセプトを持ち、唯一無二のポジションを確立しています。
こういったグループと比較すると、東京女子流は「どこを目指しているのか」が伝わりにくいのかもしれません。
また、2010年代以降、アイドル市場は大きく変化しました。
従来の「会いに行けるアイドル」から、YouTubeなどを活用したデジタル展開が主流になっていますよね。
しかし、東京女子流はその流れに乗り切れず、新たな市場開拓に遅れをとってしまったのかもしれませんね。
運営とファンの希望のズレがあった?
東京女子流の運営方針は、ファンの希望とズレが生じていた点も否めません。
ファンはアイドル的な活動を求めていたにもかかわらず、グループはアーティスト志向を強めたため、従来の支持層を手放す形になりました。
また、メンバーの個性を活かした戦略が弱かった点も課題です。
アイドル業界では、メンバー一人ひとりのキャラクターを前面に出し、ファンが「推しメン」を作りやすい環境を整えることが重要ですが、東京女子流はその点がやや弱かったため、ファンの定着率が低くなったのかもしれませんね…。
メディア露出が少ない?
東京女子流は、テレビや雑誌などのメディア露出が減少し、一般層への認知度が低下しています。
アイドル業界では、テレビ出演やCM契約が知名度を高める重要な手段ですが、東京女子流は近年そうした機会が減少しているため、新規のリスナー獲得が難しくなっています。
メンバーのキャラ立ちが弱め?
他のアイドルグループと比較すると、東京女子流のメンバーのキャラ立ちが弱いという声もあります。
ももいろクローバーZやでんぱ組.incのように、個性的なキャラクターを押し出して関心を集める手法を取るグループが多い中で、東京女子流は楽曲とパフォーマンスを前面に出しています。

「メンバーの個性が伝わりにくい」と感じる人も多いかもしれませんね…。
東京女子流の武道館ライブもガラガラだった?
2012年、東京女子流は最年少での武道館単独公演を成功させました。
しかし、その後の集客には苦戦しており、特に「脱アイドル宣言」後のライブでは、空席が目立つこともあったとされています。
ライブの集客力が低下していると、グループの人気が低迷していると思われてしまう傾向にありますよね。
東京女子流と同年代のアイドルグループの現在は売れてる?
東京女子流と同年代のアイドルグループの現在はどうなのか、売れているのかについて見ていきましょう。
ももいろクローバーZ
年齢を重ねながらも「永遠のアイドル」をテーマに活動を続けており、日本武道館やさいたまスーパーアリーナといった大規模な会場でのライブを成功させています。
爆発的な人気というよりは安定したファン層に支えられた存在へとシフトしている印象です。
スマイレージ(現アンジュルム)
個々のメンバーのキャラクターを活かしたパフォーマンスと、ハロープロジェクトならではの楽曲クオリティの高さで根強い支持を得ています。
現在もアルバムリリースや全国ツアーを積極的に展開し、次世代ファン層の獲得していると言えるでしょう。
BABYMETAL
現在でも国内外でのライブやアルバムリリースを行い、世界的アーティストとしての地位を維持しています。
海外ツアーも成功させ、強烈な個性と独自性を武器に、依然として他の同年代アイドルと一線を画しています。
Fairies
東京女子流と同じエイベックスからデビューし、2011年に活動を開始。初期には日本レコード大賞新人賞を受賞するなど勢いがありましたが、活動の規模が徐々に縮小し、2020年には解散しました。
こうしてみると、メンバーの個性が強いグループや、グループ自体の方向性がオリジナリティに溢れているグループが今でも第一線で活躍を続けているように感じます。
長く活動していくためにはオリジナリティが大事な要因の1つなのかもしれませんね。
東京女子流とは?
#東京女子流 イベント情報
____________3/23(日)
「さがけいば ネクストスター西日本」さがけいばにて開催される
イベントに出演することが決定✨☑︎ 公式HP
∟https://t.co/mvE7YS9ybH是非お待ちしております🐎#女子流 pic.twitter.com/4mSzVryRo6
— 東京女子流 (@TokyoGirlsStyle) February 8, 2025
東京女子流は、エイベックスが次世代の女性ボーカル&ダンスグループを育成する目的で2010年に結成しました。
代表曲には「キラリ☆」、「鼓動の秘密」、「ヒマワリと星屑」などがあります。
これまで国内外のライブ活動を行い、2012年には日本武道館公演を成功させました。
東京女子流に解散の可能性はある?
2025年に15周年を迎えることを考えると、解散の可能性は低いと考えられます。
しかし、グループとしての持続的な活動には課題も多く、運営方針やファン層の広がり方によっては、将来的に方向転換を余儀なくされる可能性もありそうですね。
今後どのように活動を展開していくかが、解散の有無にも影響を及ぼすかもしれません。
まとめ
東京女子流は、高い音楽性とパフォーマンス力を持ちながらも、プロモーション不足や市場の変化への対応が遅れたことで、現在「売れない」と言われる状況にあるようです。
しかし、適切な戦略を取ることで再び注目を集める可能性は十分にあります。
今後、東京女子流の活動初期のような人気を取り戻すことを期待したいですね!