双子ピアニスト「兄ーズ」は、カーネギーホールでの演奏歴を持ちながら、2025年にそろって医学部の大学へ現役合格した注目の存在!
2人は別々の国公立大学に進学したそうですが、どの大学の医学部なのか気になりますよね!
兄ーズの出身高校や父親の職業、家族構成や二人のプロフィール・経歴まで、掘り下げて紹介していきます!
兄ーズとは何者?
「兄ーズ(アニーズ)」とは
- 18歳・現役医学生の双子ピアニストユニット
- 見た目もそっくりな一卵性双生児で、息の合った連弾演奏が魅力
- 名前の由来は、「兄(あに)」であり「ツインズ(twins)」の意味を込めた造語
※兄ーズには弟と妹がいて、4人兄弟の長男と次男にあたる
兄ーズメンバーは、山下順一朗さんと山下宗一郎さん。
幼少期からピアノの本格的なレッスンを受け始め、小学生のときから名だたるピアノコンクールで実績を積み重ねています。
2024年にはアメリカ・カーネギーホールでもスタンディングオベーションを受けるほど。
しかもふたりは、2025年3月にそろって医学部に現役合格するという快挙も成し遂げています。
まさに「ピアノと医師」の二刀流!
SNSでも話題になり、Instagramのフォロワーは10万人を超え、YouTubeの登録者も1.2万人を突破しています。
兄ーズの医学部はどこの大学?
2025年春、兄ーズのふたりはそろって国公立医学部に現役合格。
しかも、進学先は別々の大学だそう。
残念ながら大学名は公式に明かされていませんが、出身校である「本郷高等学校」の進学実績や偏差値、過去の傾向から予想してみました!
【可能性の高い国公立大学の医学部】
大学名 | 偏差値 | 特徴 |
---|---|---|
東京大学(理科三類) | 73 | 日本最難関の医学部 |
東京医科歯科大学 | 69 | 医学・歯学に特化した国立大学。医療系の研究・教育に定評 |
千葉大学 | 68.3 | 首都圏に位置し、地域医療と研究のバランスが取れた教育 |
横浜市立大学 | 67.3 | 地域医療に貢献しつつ、国際的な医療研究にも力を入れている |
筑波大学 | 65.5 | 総合大学としての強みを活かし、医学教育と他分野との連携が特徴 |
兄ーズとしての活動を継続しながら大学に通学するには、実家か2人の住まいに居住する可能性が高いと思われます。
上記のいずれも都内からの通学が可能です。(筑波大学は通学時間が1時間半以上かかります)
兄ーズの医学部受験エピソード
医学部への現役合格を果たした2人。
受験エピソードも盛沢山です!
願書が大変すぎた
受験に向けて特に大変だったことのひとつが「願書」。
「なぜ医師になりたいのか?」「高校生活でどんな活動をしたのか?」「なぜこの大学を志望するのか?」など、大学ごとに異なるテーマでの記述が求められました。
しかも、手書き指定の大学もあれば、オンラインでの入力を要求される大学も。
ふたりは口を揃えて「精神的に一番きつかった」と語っていました。
受験勉強は“5000時間”が目標
兄ーズは高校1年生のときから「医学部合格には3年間で5000時間の勉強が必要」という情報を元に、具体的な計画を立てていました。
- 高1:週20時間(約1000時間/年)
- 高2:週30時間(約1500時間/年)
- 高3:週40時間以上(約2000時間/年)
演奏会や部活、通学、ピアノ練習の合間を縫って、まさに隙間時間すべてを受験に捧げた生活。
学校の勉強だけではなく、塾にも通っていたそうです。
演奏会の楽屋でも問題集を開き、体調を崩しながらもひたすら努力を積み重ねていたようです。
ピアノとの両立
兄ーズが特別なのは、「医学部受験中も演奏会をやめなかった」という点です。
2024年夏にはニューヨーク・カーネギーホールで演奏、障がい児支援コンサートなどにも出演し、「音楽で社会に貢献する」という姿勢を貫いていました。
高3の夏休み後半からはさすがにピアノを休止して勉強に専念したものの、それまでは音楽と学問を両立させた“超人生活”を送っていました。
部活との両立も
宗一郎さんは高校3年の夏までバドミントン部に所属し、部活のある週3日も練習をこなしながら、勉強とピアノの時間を確保。
一方、順一朗さんは軽音部に在籍しつつ、よりピアノと勉強に注力していたとのこと。
成績的には順一朗さんのほうがやや上だったようですが、ふたりともお互いを認め合い、支え合っていた様子が伝わってきます。

受験勉強だけでも大変だと思いますが、ピアノ、部活との両立もしていたとは。本当に超人的な2人ですよね…!
兄ーズが医学部を目指したきっかけは?
兄ーズが医師を目指すようになったのは、弟さんの存在がきっかけです。
弟さんは生まれた直後から重度の障がいがあり、呼吸器や医療機器をつけたまま1歳になる直前に退院し、在宅医療での生活が始まりました。
ふたりは中学生の頃から医療的な介助も行い、弟と関わる時間そのものが「医療の意味」や「命を支えること」につながったようです。
その想いはピアノ活動にもつながり、
- 障がい者施設や病院などでのボランティア演奏活動
- ソニー音楽財団からの支援で、約1700人の重症心身障がい児とその家族に生演奏を届ける
といった実績も。
そんな日々の中で、「弟を治したい」「病気の人を助けたい」と心から思うようになり、自然と医学部を志すようになったそうです!
兄ーズの高校など学歴は?
兄ーズ(山下順一朗さん・宗一郎さん)の学歴は、中高一貫校である「本郷中学校・高等学校」出身であることが明かされています。
本郷中学校・高等学校とは?
- 東京都文京区にある中高一貫の私立男子校
- 100年以上の歴史を持つ進学校
- 本郷中学校の偏差値(四谷大塚):65前後
- 本郷高校の偏差値(進学実績ベース):71前後
- 医学部・東大・早慶など、難関大学への進学実績が豊富(特に理系・医学部への強さが際立つ)
出身の有名人
- デーモン閣下(ミュージシャン・タレント)
- 金子貴俊さん(俳優)
- 古川雄輝さん(俳優)
- 伊集院光さん(タレント)(中学のみ)
兄ーズは中学受験をしている
兄ーズは公立小学校に通っていましたが、中学から私立進学校に進むため、中学受験を経験しています。
しかも、当時はまだピアノのコンクールにも出場していたため、受験勉強との両立はかなり大変だったようです。
ですが、中学受験は、「親に言われて仕方なく」ではなく、兄ーズ自身が「やってみたい」と思って挑戦したそうです。
ちなみに、2人で別々の学校を受験し、それぞれに合格していたそうですが、最終的に同じ学校(本郷中学校)を選んだのだそう!
兄ーズの経歴は?
2人は、2歳の時に父親が電子ピアノを購入したことがきっかけでピアノに触れ始めました。
4歳から本格的にクラシックピアノのレッスンを開始し、日々の練習を重ねて技術を磨いていきました。
幼少期から1日5時間の練習を続け、小学2年生からはピアノコンクールで全国大会に出場するなど、音楽の才能を早くから発揮していました。
連弾に挑戦するようになったのは小学4年生からなんだそう。
受賞歴
- ピティナ・ピアノコンペティション全国大会出場(小学2年生から8年連続)
- 大阪国際音楽コンクール連弾部門優勝(高校1年生時)
- ショパンコンクール・インアジア アジア大会ファイナリスト
活動実績
- カーネギーホール(米国)やドイツでの演奏会出演
- 病院や児童発達支援センターでのボランティア演奏活動
兄ーズのwiki風プロフィール(箇条書き)
- 名前:山下順一朗(やました じゅんいちろう)、山下宗一郎(やました そういちろう)
- 年齢:18歳(2025年6月時点)
- 生年月日:2006年7月~8月生まれ?
- 出身地:東京都江東区
- 学歴:本郷中学校・高等学校卒業
- 職業:ピアニスト、医学生
- 特技:連弾ピアノ演奏、絶対音感
- SNS:
名前の由来と見分け方は?
ふたりの名前は「山下順一朗(じゅんいちろう)」さんと「山下宗一郎(そういちろう)」さん。
どちらも「一」を含む名前なのは、「ふたりとも“一番”を目指してほしい」というご両親の願いが込められているとのこと。
ただし、注目ポイントは最後の文字が違うこと!
- 兄:順一朗さん→「朗(あかるい)」
- 弟:宗一郎さん→「郎(おとこ)」
兄ーズは事務所に所属してる?
兄ーズ(Annies)は合同会社Moonに所属しています。
Moonの公式サイトにも兄ーズのプロフィールや経歴が掲載されています!
兄ーズの父親職業は会社員?
兄ーズ(山下順一朗さん・宗一郎さん)の父親は会社員です。
また、母親も弟さんが生まれるまでは会社員として働いていたとのことです。
2人の経歴や家庭環境から、父親の収入はかなり高いのではないかと思われます。
- 2人とも2歳からピアノの英才教育
- グランドピアノが家に2台あった
- 国内・海外のコンクールに出場
- 海外公演実績もある
- 2人とも中高一貫の私立校出身
- 2人とも医大生
- 4人兄弟(弟さんが医療的ケア児)
- 母親は弟が生まれたタイミングで退職している

この生活が成り立つためには、父親がかなりの収入を得ているのではないか?と感じますよね。
父親は会社役員の可能性もあるかも?
ちなみに、ご両親も中高一貫校出身ということで、ご両親の実家の収入も高かった可能性が考えられますね!
兄ーズの弟など家族構成は?
- 父親:会社員
- 母親:会社員→退職
- 山下順一朗さん(兄)
- 山下宗一郎さん(弟)
- 弟:2025年時点で10歳。生まれつき重い病気を抱えており、人工呼吸器を必要とする医療的ケア児
- 妹:2025年時点で5歳
兄ーズの弟とのエピソード
兄ーズの弟さんが難病を持っている家庭環境の中で、兄ーズの二人は自然と医療に関心を持つようになったそう。
弟さんは、兄ーズのピアノ演奏に対して表情を変えるなどの反応を示すことがあるとか。
弟さんの病気を治したいという思いから、2人とも自然と医学部を目指し始めたそう。
まとめ
今回は、双子ピアニストユニット「兄ーズ(Annies)」が進学した医学部の大学はどこかについて掘り下げてみました。
現時点では大学名が明かされていませんが、2人とも別な国公立大学に進学したことが分かっています。
2歳からピアノに触れ、幼い頃から厳しい練習を積み重ね、国内外のコンクールで数々の実績を残してきた2人。
2024年にはカーネギーホールでスタンディングオベーションを受けるなど、音楽家としての道も華やかです。
ピアノと医師の二刀流。
そんな彼らがこれからどんな未来を築いていくのか、本当に楽しみですね!
これからも兄ーズの活動から目が離せません。